スパンアートギャラリー

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幻想の国のアリス

アリス。彼女はいつの間にかそこに居て、白ウサギの後を一緒に追いかけようとでもいうかのように、こちらに目配せをする。いや、彼女は本当はそんなことお構いなしで、こちらが目を離せないだけかもしれない。。。

不思議の国のアリス(Wikipedia)

スパンアートギャラリーの大きな企画展として初めてルイス・キャロル原作の「アリス」をテーマにしたのは2007年冬の「アリス幻想」。強い個性を持った作家が集まり、物語の中だけでは収まりきらない存在としてのアリス像が形作られました。 また2009年の「アリス百花幻想」では、小さな箱の中に詰め込まれた100点のアリスのイメージが集まり、今までに無いボリュームとバリエーションに富んだ内容となりました。そして2012年の「幻想の国のアリス」では、独自の幻想世界を描く多様な作家が集まり、更に今年3月のBunkamuraギャラリーでの大きな企画展「アリス幻想奇譚」へ繋がりました。

今なおアリスのイメージは、様々な方向へ姿を変え一人歩きを続けています。当スパンアートギャラリーでは、少女性、そしてファンタジーを論じる上で外す事の出来ないアリスのイメージを、これからも繰り返し展開していきたいと考えています。アリスの世界では、皮肉めいたり、つじつまの合わない出来事、また不条理なゲームや嘘やパロディといった要素を抱え物語が進んでいきます。アリスの強いまなざしを通すほど、夢というフィルターのかかった世界の不確かさを感じずにはいられません。遊びはルールがあることで成立するのです。しかし不条理なルールも存在します。アリスの世界の中に、作家はどんなまなざしで、どんなルールを見つけ、どんな空想を見るのでしょうか。幻想の中にこそ、現実の世界が形を変えて入り込みます。アリスが歩くパラレルワールド−幻想の世界。 これからも目が離せません。

東逸子

2013年4月 スパンアートギャラリー

 

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